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ウルティマには長年お世話になってきました。


出会いはファミコン版。
ドラクエをクリアしたあと、似たようなRPGを次々と中古屋で買ってきたなかに
ウィザードリーとウルティマのシリーズがありました。

荘厳な音楽と緊張感が好きだったウィザードリー。
そしてウルティマは・・・アクションRPGってダメだわ!!と一度は投げ出したんです。

まだ操作がわからないスタート地点。
ドラクエと違って、敵が待っていてくれないんですね。
直観的な操作が通用しなくって、もたもたしてると小さな蛇に殺される。
必死で剣を振るが何度やっても死ぬ。
最初の野原から脱出できない。
あきらめて他のゲームにいってしまいました。

数ヶ月後、やるゲームがなくなって退屈していなかったら、再び手に取ることはなかったかもしれません。
またまた最初の画面で苦労しながらも、やっと先に進むのに成功。
しかし、最後まで操作は厳しいもので、まともに戦えなかった記憶があります。
なんとかクリアーしたんですが、確か戦士にまで拾ったワンドとか飛び道具を持たせてましたねえ。

そんな扱いづらいゲームで、何が気に入ったかといえば、思想的哲学的なテーマを、味付けレベルじゃなく追求しているところでした。西洋人らしいなあと感心しましたねえ。

中古屋なので、順を追えたわけじゃく、見つけ次第、だったんですが、ウルティマシリーズはいくつかやりました。
モンスターのガーゴイルが、次には実は文明をもつ存在として現れ、物の見方が根底から覆されたり、あるいは一見、世のためになる思想の普及を図る団体の怪しさなど、新興宗教への警鐘かなとか考えながら楽しみました。

ゲームはそれから、パソコンゲームに移り、でも、その時はウルティマが本当はPCゲームだなんて知らなかったので、全然やってないんです。

やがて、宝島だったか、雑誌に「ディアブロ」のゲーム解説が至れり尽くせりで掲載されていて。
英語版しか売ってないんだけど、このマニュアルがあればなんとかなりそう、とやってみたのが、オンラインゲームのはじまりでした。
それからは、みんながUOいっちゃったからUOに。みんながEQいっちゃったからEQに、という流れというか、流されてるというか。たまに自分の意思でディアブロ2に移るんだと意気込んで仲間をひっぱっていったものの、みんながEQに帰っちゃったので、しぶしぶEQに出戻り、ということもありました。

実は、ウルティマがMMOになったとき、あまり行く気がしなかったんですよ。
ベータテスターからの噂で、NPCが殺されてて、いついっても居ないとか、好きなウルティマが、悪ガキ共に荒らされている様子が伝えられていたので。
PKがのさばるのは、もうディアブロでわかってましたからねえ。
だから発売直後は抵抗して、まだディアブロやってました。
周囲が次々UOに去っていき、一か月後に、あきらめてUOに参加しにいったんでした。

以来、家庭の事情とかで、たびたび中断しましたが、帰りやすいUO。
ほのぼのするUO。有難いことです。
帰ってきたら、たいてい、羊の毛を刈りにいって、紡いで
糸車がクルクル回るのを見て
あらためて感動するんですよね。




今回の復帰では、ウルティマワールドのストーリーを探求する旅になっちゃってます~。
ちょっと果てしないですね。
多重世界だわ、現在過去未来が入り組んでるわ。
それでなくてもウルテイマのストーリーは、登場人物全員に話を聞いて回らなければならない、嘘や裏切りや誤解に満ちたお話で・・・。

そして一番のネックが英語です。

だから、ネットで検索しては、翻訳されたUOストーリーやインタビューでの言及といった、断片を集める毎日です。
ウルティマ本編のプレイ日記サイトさん、UOのBNN等の翻訳サイトさん、
開発中止になったUWOOの記録を残してくれてるサイトさんなど、
みつけたときは宝の山に入ったような気分。

最近、このUWOOことUO2の前世紀小説に遭遇して、なんて面白いんだ!とUOのプレイそっちのけでのめりこんでいましたが、他にもこの世界の小説が出版されてるようですし、でももう日本語化は望めないわけで・・・・・・読みたいよう~~~~ぉ。
「Prime Overlordは、Blackthornのもう1つの未来の姿だったのです。」
な~んて記述を読んだりしたら、気になって気になって。

今度のSotAも背景小説が出てますが、気になって格闘してしまいそう。
UO2は大災厄から200年でしたが、SotAは大災厄から400年ていってますね。

繋がっているんでしょうか、別ワールドなんでしょうか。興味津々です。
誰かわかるひと教えてください。
なにやら機械を取り込んだ世界です。壮大な物語が期待できそうですね。


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私のUOでの主要キャラは、このところ、ずっとテイマーのODENでしたが
街侵攻から戦士のSAESAになっています。
このキャラはUOが始まった頃にPacificサーバーでプレイした、魔法戦士です。
ですから、SotAの世界では、昔の知り合いに会えるかもしれないなぁと、かすかな希望をこめて、
またSAESAで行ってます。
日本人の方、みかけたら声をかけてやってくださいね~~。心細いので(笑)


しばらく、UOを続けつつ、SotAの進展を楽しみたいと思います。


oden, saesa